サラリーマンの世界旅行記

福島県編⒈－ここが、そうなんですね－

今回は東日本大震災地震の話を含みます。苦手な方はお気を付けください。

句読点が多いのはわざとです。

電車に揺られること数十分。福島県に着いた。何もなかったかのように見える。だが、僕も体験した、あの地震の影響は少なからずあるはずだ。

東日本大震災。東北地方太平洋沖で起きた地震とそれによる災害。特に、福島原子力発電所の事故は酷かったらしい。

電車を降りる。何も無かったかのように復興している。だが、確実に、あったのだ。過去に調べてみると、まだ避難所生活を送っている人はいるということだった。

確実に、爪痕は、残っている。

こういうのは自分の目で見て確認するべきなのではないか。今までメディアの情報だけでしか入らなかった情報を、この目で、確認してみたかった。決して、面白そうだから行ってみよう、などということなどではない。そんなのは最底辺の人間のやることだ。

避難指示解除区域までなら入れるということで楢葉町に行ってみることにする。

バスに乗り、しばらくして着いた。本当にあったのかってくらいだが、確実にあったのだ。亡くなった人も沢山いただろう。この現実から目を背けてはならない。

だが、良かったと思った。決して地震に対してではない。遠く離れた地の、メディアの情報に振り回されず、この目で確認することができた。このことを、忘れないように、しようと思う。