10000回目の異世界救出
「ねえ、ちょっと大丈夫?」
目を開けると、いつの間にか目の前に銀髪の少女が立っていた。
それはいつかの彼女を思い出した。
近くには自分を襲っていたはずの盗賊が倒れていて、自分は彼女に助けられたのだと悟る。
ああ、ありがとうと言葉短かに礼を言うと、立ち上がって服についた砂を払った。
「これ、お礼です」
そう言って銀髪の少女に、先ほど神から賜った聖剣を押し付ける。
え、と驚く少女に会釈して自分はその場をあとにした。
10000回目の異世界救出 ももも @mituroazusa
現在ギフトを贈ることはできません
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。10000回目の異世界救出の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます