空気を読まない師匠の道士とツッコミ上手の弟子の少年の珍道中

怪異関連のトラブルの解決で収入を得ている師匠の青年と弟子の少年の物語です。
怪談、とありますが、ホラーではなくコメディです。心霊現象にまつわるお話ですけど、師匠も弟子もどこか能天気。出てくる幽霊もなんだかちょっと可哀想。依頼人たちも可哀想。師匠ひとりがいつでもどこでもマイペース。
守銭奴である師匠の呂明は、自分からトラブルに遭っていそうな人を開拓しに行っちゃうし、空気は読まないし、余計なことは言っちゃうし、でもどこか憎めないタイプです。なんだかんだ言って弟子の裔を邪険にしないところがまたいい。
弟子の裔は、正確に何歳なのかは明かされていませんが、どうやらまだこどもみたいです。でも、自分で自分のこと「まだこどもだから」とか言っちゃう!? 可愛い顔してずいぶんふてぶてしい子だ……でもそれがまた微笑ましい。
二人がボケとツッコミを繰り返しながら事件を解決していく様はコミカルで、読みながらにやにやしてしまいました。
短編連作なのでしょうか、このシリーズの続きが読みたいです!
これからも二人はあちこちでこういうトラブルを解決したり自分で起こしたりしながら暮らすんだと思います。それを後ろからついていって眺め続けていたいです。