それにしても2歳児の好奇心、恐るべし。そりゃ鳥も必死で穴開けて逃げるわな。結果、あちこち異世界へ繋がる穴だらけとか、黒田氏も息子に振り回されて大変だ。役職から自分で動けない黒田氏に代わり、走り回るヒロインも健気。婚約者にコナかける女を牽制しつつ、鳥を追い異世界を股にかけ奮闘する。最後には鳥もハッピーエンドで、良かった良かったで終わる。どんな良かったかはネタばらしになるので、内緒。
異世界に落とされた穴太郎が、りえりーと二人三脚でラーメン屋を切り盛りする、本格派グルメ小説として読み始めたが。 それがどうした事か、途中から愛憎渦巻くメロドラマに。 詳しく書くとネタばれになっ…続きを読む
穴だらけの設定かと思いきや最後に怒涛の伏線回収ターンです。この作品、最後まで読まなければ読んだと言えない。無邪気な二歳児の黒い発言が、光ります。伊達にワープゲートを使って、世界を飛び回る漆黒の闇夜…続きを読む
飲んだ帰りに玄関先で出会う幼子。聞き出せたのは「わたる」の一語。少年の黒い瞳の奥に広がる世界に気づいた次の瞬間、二人は天翔ける巨鳥の双翼に乗り美しく広大な大地を見下ろしていた。幾度も訪れるわたる…続きを読む
『わたる異世界シリーズ』の続編である本作。素手でアリゲーターガーを捕獲する事が出来るほどに度胸があるりえりー。母親と小学5年生以下の児童に対して当たりが強い穴太郎の名コンビが今回も異世界で大暴れ…続きを読む
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