それにしても2歳児の好奇心、恐るべし。そりゃ鳥も必死で穴開けて逃げるわな。結果、あちこち異世界へ繋がる穴だらけとか、黒田氏も息子に振り回されて大変だ。役職から自分で動けない黒田氏に代わり、走り回るヒロインも健気。婚約者にコナかける女を牽制しつつ、鳥を追い異世界を股にかけ奮闘する。最後には鳥もハッピーエンドで、良かった良かったで終わる。どんな良かったかはネタばらしになるので、内緒。
読み終えて、台詞が刺さる物語だったと振り返りました。 「恥ずかしいなら遠慮はいらない。ここじゃ入る穴はたくさんある」や、黒田氏がりえりーから問われた「穴を埋められるかどうかは、アナタ次第」 異…続きを読む
冒頭が異世界に通じる黒い穴から出現した別世界のわたる軍団にりえりーと穴太郎が振り回されているという意表を突いた展開から始まっていてとても興味を持って読む事が出来ました。異世界と聞くとファンタジーが…続きを読む
黒田の優柔不断が巻き起こす騒動――新しい恋人りえりーと亡き妻との息子わたるとの間に微妙な隙間風が吹くとき――黒田は異世界へと飛ぶ……。なんだこの突拍子もなさ! 黒田、絶対逃避だろ!! と心の中で…続きを読む
正直、ここまで読み耽るとは思っていなかったただ、穴太郎とりえりーの掛け合いでは笑いあり涙あり、時間を費やす価値は充分にあると思うりえりーの連れ子のわたるが上手い具合に可愛く描写されていたけど、ま…続きを読む
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