中年社畜カードゲーマーの魔法少女狩り【カードイラスト公開中】

作者 楽山

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★★★ Excellent!!!

更新再開を期待してレビューします。
ありそうで無かった、カードゲーム×美少女の小説は新鮮で読み応えがあります。
書籍化されていることもあり、情景が頭に浮かんでくる丁寧な文章表現、スラスラと頭に入ってくるので一気読みしてしまいました。
自分自身とあるカードを今も遊んでいる身なので、ルールも馴染みやすく、小説に合わせた設定とそれを生かしたゲームはワクワクさせられました。
どちらかというと本格カード対戦を楽しむ作品というよりは、キャラとストーリー重視なので素人目線でも楽しめる作品に工夫を感じました。
また、Twitterではプロが実際に描いた美麗カードイラストが見られるので作品を読んで興味がある方はぜひ一度覗いてみてください。

★★★ Excellent!!!

今日読み初めて読み終わっちゃったんですけど、66話か?っていうぐらい読み応えが有りました。
設定が自分に合いすぎて、特に戦闘の時普通に戦うのではなく、カード出して戦うっていうのが本当に良くて、これが普通に戦う系の小説だったら読まなかったかもしれないっていうぐらい大好きです。
戦闘シーンが一番大好きなのは間違い無いんですけど(戦闘シーンあんまりないけど)デッキ決めてるときや、カードの効果を確認してる時も大好きですね。
つまり最高って感じでした。
続き待ってます

★★★ Excellent!!!

主人公は社畜のおじさん。カードゲームは強いけど、飛び抜けているわけではない。そんな男が悪魔と美少女騎士との闘争に巻き込まれる。

人生で何一つ誇れるものがないと自嘲する彼が、己の尊厳をかけて戦う姿に胸が熱くなる。

カードゲームを応用した時間的制約を始めとして、精緻な描写による戦闘シーンは一気読み必至。

騎士の詠唱も語彙の選択が素晴らしくてアニメで動く姿を見たいと思った。

★★★ Excellent!!!

「水際の羊」の章はメッチャたぎるので是非読んで欲しい。
カクヨムでここまで興奮したのは他に思い出せない。
主人公が社会人という設定をまるで活かす気のない作品は多々あるが、自分たちの仕事や誇りや同僚やらの為に懸けなくてもいい命を懸けてしまう姿は、馬鹿馬鹿しくもカッコイイ。
まさに「男にはやらなきゃいけない時がある」、ジャパニーズサラリーマンが輝く戦場は異世界なんかじゃないんだよ!
(異世界モノ大好きだけど!)

★★★ Excellent!!!

カードゲーム+アイドルという卓上ゲームの概念に真っ向から喧嘩を売ってなお面白い異色作。
冴えない、モテない、運動もできない中年が、主人公補正をかなぐり捨ててルールの中で全てを尽くして極限の綱渡りを毎回渡って最後は天命に賭けてまで戦う社会人の勇姿と悲哀、是非見届けてやってください。

★★★ Excellent!!!

主人公は三十代、15のアイドルにハマってる真正ロリ、重度のカードゲームオタ…

う~ん、普通のハーレム物より年齢高いが、ウハウハ展開?と、思ったら
若いヒロイン達にはちやほやというかスパルタでかわいがられ、超受身
大人の立場無いだろと読んでいたら、まぁ、業務命令もないのに働くこと働くこと
大人はちゃんと働くものだよね…すごいよ
ロリなのに子供に手を出さないあたりも、まともな大人だよね、うん、えらい

伏線も出たし、今後もボロボロになって働くんだろう
がんばれオジさん!

★★★ Excellent!!!

カクヨムからの書籍化を待ちわびた一作。
所謂チートを手にして豹変し、粋がり、子供じみた言動で成功し続けるおっさんに何度失望しただろう。
本作はそれらとは一線を画し、みっともなく、泥臭く、そして誰よりも必至で格好いい大人の意地に魅せられる物語だ。

34歳独身サラリーマン。趣味はカードゲームとアイドル。日々の生活に疲れ果て、ただ生きるだけで精一杯な中年の無益な人生。TVの向こうで輝く才能溢れた少女たちと冴えない中年。カードゲームと一人の少年により、互いの世界は交差し、超常の戦いが繰り広げられる。

敵は理不尽、手にする力は超常なれど不便極まりないカードゲーム。そして諦めぬ魂。勝利への道のりは遠くか細く、ダイスの神には見放され、健康診断に引っかかる中年の体力では逃げられすらしない。それでもなお、彼は足掻き続ける。生き残ろうとする。這いつくばり、見下され、恥ずかしく、情けなく、それでもなおカードを一枚ドローする。まだゲーム《人生》は詰んでいないから。
毎日毎日『疲れた』とか『死にたい』と思いながらの人生でも、報われない事ばかりの人生でも、それでも自分の幸せは自分しか掴み取れないから。

これは決して華麗でも格好良くもない、平凡な中年の物語。泥臭くて、諦めが悪い不格好な物語。
だからこそ、這いつくばり戦う姿に引き込まれるのだろう。

★★★ Excellent!!!

最初は職業(金融)やら名字(読みが一緒)やらが他人の様な気がしなくて眺めていたけれど、読み進むにつれて続きを渇望するようになった。先が見えてきた人生を色々と諦めかけているけど、それでも諦めきれない中年男性の悲哀が胸に刺さる…。カクヨムの小説はいくつか読んでいたけど、ここまで「次が読みたい!」と思える小説はなかった。書籍になると聞いて大変嬉しいです。もちろん買います。

★★★ Excellent!!!

俺TUEEEEな作品が多い中、この作品の主人公はただの冴えない一般人のカードゲーマーで……突然手に入れた力を駆使し、圧倒的な強者を前にギリギリで戦う弱者。どれだけ成果を上げようが、結局は這いつくばりながら戦い続ける主人公に気づけば時間を忘れて読みふけってしまいます。

★★★ Excellent!!!

チートはない。
特殊な生い立ち、あるいは才能も無い。

単なる中年のおっさんが、カードゲーマーとしての腕だけで化物達と戦う。
戦略を練り、カードを選び、デッキの調整をし、最後は運命に祈る。

運命を手繰り寄せる為に、自らの死、恐怖をひたすら耐える。

だからこそ、泥臭く、格好いい。


最高に面白いです。
期待しております。

★★★ Excellent!!!

まず始めにこの物語は無双物ではない。それどころかこの主人公は無双される側の平凡な中年のサラリーマンで、変わった所をあえて挙げるなら趣味が20年近く続けているカードゲーム位だろう。そんな主人公がとある存在から強大な力を無理矢理押し付けられる。けれどもその能力は万能ではなく最強でもない、ついでに言えば発動すら自分の意思では出来ない。こんな現状なのに本当に容赦なく、理不尽な現実は襲い掛かって来る。

ある時は絶大な力を持つ魔法使い達。
神と見紛う程の力を持つ少女。
裁判物のパワハラを行う上司。
エロい絶世の美少年。
膨大な予算オーバーを平然と行うプロデューサー。
わざわざ呼び出して絡んだ上吸血鬼の群れの中で嘔吐する泥酔女。
周りに不条理を押し付ける双子等々。
襲い掛かる理不尽に必死に足掻き、または絆を結びながら前に進んで行く主人公。
彼の戦いに楽なものなど一つも無い。何時だって地べたを転がり這いつくばりボロボロの泥だらけになりながらも、どれだけ絶望的な状況になろうとも絶対に勝負は捨てず、その時に出来る最善を尽くし薄氷の勝利を掴む。その姿を是非ともご覧になって欲しい

★★★ Excellent!!!

魔法少女とかカードゲームとか更にアイドルなんて言うと、流行りの無双チート&ハーレムに見えるかも知れない。
しかし、主人公は平凡なサラリーマン。
能力はリアルタイムカードゲームで戦うだけ。
相手は圧倒的強者、完全無理ゲー。
主人公は必死で逃げ、隠れ、躱し、それでもボロボロになりながら戦う。
生き残り、運命に抗う為に。
タフじゃない、打たれ強いのだ。
平凡な社畜の、粘り強い戦い。
この作品はハードボイルドだ。

★★★ Excellent!!!

このレビューを見てるってことはカードゲーム好きなんだろ?
わかるよ。おれも好きだもん。
遊戯王? MTG? デュエマ? ポケモン? バトスピ? バディファイト? それともネットでやるなら最近はシャドバとか?

何でもいいよ、どんなカードゲームでも。

負けた時は悔しいし、勝った時は楽しい。好きなカードを使ったオリジナルデッキで勝った時なんか尚更のこと嬉しいし、ギリギリの試合を制したあの感覚といったらもう最高以外の言葉はないよな。

それがわかるなら本当に何でもいいんだ。
――言ってしまえば、別にカードゲームじゃなくたって。

仕事でも、学校でも、ご近所づきあいでも、ネットの繋がりでも、生きているなら誰にだって、何にだってこういう瞬間はある。
みんな自分のデッキで、自分の闘い方で勝ちたくて必死に足掻いている。
それって全く違うデッキが好きな人には、ものすごく馬鹿みたいに見えるかもしれないけど、でもさ――やっぱりカッコいいよな。

好きなカードを使って、それでも勝つってのはやっぱりカッコいい。
みんなそんなことはわかってる。
でも、それじゃあ勝てないから、好きなカードってだけじゃどうしても勝てないから、だから「勝てる」カードで「勝てる」デッキを組んで「勝てる」試合をして、それでカードゲームが楽しかったことを少しずつ忘れていく。

『このカードが好きだから』

頑張る理由なんて本当はそれだけでいいんだってことを、この作品は思い出させてくれる。

――なあ、久しぶりにデュエルしようぜ。

★★★ Excellent!!!

設定の時代は現代で魔王も魔法少女も化け物も出てくる中、主人公はタイトルにある通り中年でカードゲーマー。
魔王に気に入られ力をもらい特殊なカードデッキからカードを切る事でモンスターなどが実際に現れるようになるけど制限が厳しい上に主人公の運がなくハラハラする。
昨今多いチート?何それ?状態。笑
むしろ基本的に敵の方が強い。
ただ、そんな状態でも物語上最終的に主人公が勝つがその勝ちまでの道のりが本当にワクワクドキドキする。
チートなどテンプレに飽きた皆さん。ぜひ読んでみて下さい!!

★★★ Excellent!!!

カードゲームが好きなだけの社畜が、ある日突然強大な力を手に入れた。けれどその力は諸刃の剣、強力な分制限もある。主人公は力を手に入れるとともに降りかかる数々の災難にかっこ悪くも我武者羅に体当たりしていく。情けない中年が死ぬ気で生きていく、そんな社畜が見たい人は是非一読を。
多数登場する個性豊かな美しい魔法少女達と主人公の絡みも魅力的!
地に足つけたファンタジー、続きが気になって夜しか眠れません。

★★★ Excellent!!!

カードゲームにアイドル
同作品のキーワードです。
私個人としては、いずれも関心のない分野ではありますが、知識・関心がなくとも次々と読ませるだけの力量が作者様にはあります。
主人公は自身の不遇さを嘆くことが多々ありますが、これが現代のサラリーマン男性に重なり、変にリアルですね。とある描写は落ち込みます。
しかし、彼は捻くれることもなく、良識を持ち続けている点は個人的に好評価で、彼を慕う彼女はよい歳となったら彼にアタックして、彼はそれを受け入れてほしいなと、微笑ましい想像を掻き立てられます。年の差なんて関係ないぜ。
また、私が読む限りでは誤字脱字は見受けられず、そして、変に冗長な言い回しもなくスッキリとした文章で読みやすいと感じます。
まだ読まれていない方々へ、秋の夜長にこちらの作品は如何でしょうか。

★★★ Excellent!!!


タイトルが強烈なため、少し敬遠されそうですが、中身は本物です。

次回の更新まで二度、三度読み返してしまうような面白さがあります。

「カードゲーム」をしているのに、アクションがド派手で、さらにはヒロインが軒並み魅力的。

読まない理由があるだろうか。いやない(断言)

是非ご一読あれ。

★★★ Excellent!!!

――社畜のおっさん(34)|社会の敵《 パブリックエネミー》に強制転職。

(汚い)シンデレラストーリーと呼ぶにはあまりに残酷で命がけ、人生の断崖絶壁。超ハードモード。

「魔法少女」「アイドル」「カードゲーム」のワードで痛々しいと思うことなかれ。

激辛スパイスが効いた急転直下のハードボイルド(?)な作品の仕上がり。

不幸な事故でなろうから削除された作品。だからこそ、ここで見れる貴方は幸運。

惜しむらくは書籍化タイトルにシャチク入れてほしかった。。。

★★★ Excellent!!!

主人公は根っからのカードゲームオタクだ。
だが不運にもその粘り強い戦い方を魔王に気に入られ、悪魔を召喚出来るデッキを渡されてしまう。
圧倒的な力を持つ魔法少女。
本来なら人類を守ってくれる存在の彼女達。
しかし、魔王召喚者という理由で追われ半殺しにされてしまうのだ。
主人公は今まで培ったカードゲームスキルを駆使して粘りに粘って逆転していっていく。
その戦いっぷりはとても緊張感があり、切り札が出た時の高揚感は最高だ!
そんなカードゲームという異質な戦闘スタイルを違和感なくローファンタジーに組み込んだこの作者の手腕は素晴らしいと思う。
初レビューで文章に乱れが見られますが思い切って書いてみました!
とても面白かったです!

★★★ Excellent!!!

題名からしてポップな内容を想像されたかもしれないが、残念ながらこの小説の世界観はとてもハードで残酷である。社畜として理不尽で報われる事のない毎日を送ってきた主人公がひょんな事からカード片手に魔法少女や悪魔の跳梁跋扈する世界の裏側へと導かれていく。ただ手にした力に有頂天になるわけでなくその力と向き合う主人公のシンデレラストーリーを是非ご堪能あれ。