「りえりー君!早く謝って!」「簡単に言わないでくださいよ!?」

 《異世界課》職員のりえりーと黒田。
 二人が次元の穴を渡り歩いて調査レポートを作るお仕事もの。
 翻訳機や辞書はなく、ボディランゲージのプロであるりえりーが体を張って引き出した情報を、学者肌の黒田が組み立てるという流れ。

 『空とか飛べるんですか?』と伝えてペンギン似の種族から告訴されたり、『私と彼とどっちを選ぶの!』と二歳児相手に迫ってみたり。

 言葉がないからこそ生まれる、笑いとぬくもりの異世界交流をどうぞ。

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