何だかんだ文句を言いつつ、お茶漬けが美味しい。とても素敵な夫婦だなと感じました。大正時代という歴史背景がきちんと描写されていて現実味が増します。お茶漬けのバリエーション……!
響と書いて“ひびく”と読みます。 フィクション、ノンフィクション問わず、皆様の心に響く作品を生み出していきたい。 小説よりもエッセイやノンフィクションを書く…
カクヨムにだけに留まらず、web小説にあるグルメ小説とは一味違うなかなか見所のある作品でした。毎回お茶漬けが出てきて、さらにどれも美味しそう……。語り調もどことなく古き日本を感じさせ、短いな…続きを読む
大正と言う時代にあって古い気質の文筆家と柔軟な思考を持つイタリア出身の奥さんの夕食風景を軸に、愉快で心温まる夫婦関係を描いている。時代設定もあり文体は当時を思わせる(個人的には菊池寛あたりの語り…続きを読む
惰弱を厭う夫と変わり茶漬けを発明し続ける妻。どんな事件があっても変わらない大切な日々。堪能しました。
それは大正12年のある日のことだった。 ひょんなことから奥さんの「ミカ」にお茶漬けしか作ってもらえなくなった小説家志望の主人公。これは戦だと彼は日々出されるお茶漬けを日記に記すようになる――…続きを読む
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