概要
万歳を受け海軍士官学校に発った兄は戻ってこなかった。白い制服のままに。
エッセイにも登場する「母」と私の実体験をもとにした小説です。
2・26事件の年に生まれた母は当時としても珍しい11人兄弟という大家族の末っ子。
ないがしろにされがちな戦争中の日々、可愛がってくれたのは優秀で眉目秀麗な上の兄。
その兄と母とのお話です。
(ちょっぴり「あたし」も出てきます)
実際と変えたところは当時まだスマホではなくガラケーだったこと、アイパットはまだなかったことです。
2・26事件の年に生まれた母は当時としても珍しい11人兄弟という大家族の末っ子。
ないがしろにされがちな戦争中の日々、可愛がってくれたのは優秀で眉目秀麗な上の兄。
その兄と母とのお話です。
(ちょっぴり「あたし」も出てきます)
実際と変えたところは当時まだスマホではなくガラケーだったこと、アイパットはまだなかったことです。