感性

 

 感性

 

 感性は厄介だ

 繊細な心に

 言葉は深く突き刺さる

 取り留めもない

 何気ない

 多くの言葉たち

 軽い気持ちで発せられた

 人を傷つける言葉たち

 それら全てが私の心を抉る

 

 もし感性がなかったら

 私は苦しまずに生きられるだろう

 

 でも

 感性がなければ

 この世界はきっと退屈だろう

 自然の美しさも

 人と人との繋がりも

 全てがつまらなくなってしまう

 

 誰かを愛することもなければ

 悲しむことも笑うこともない

 

 だからやっぱり

 感性は厄介だ

 

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