最果ての華
最果ての華
最果てに何があるの?
君はそう訊いてきた
僕は答えた
最果てにはきっと華がある、と
僕は最果てなど見たことはない
それでも僕らは
見えない最果てを目指している
水平線の向こうに
僕は
一輪の赤い華があると信じている
もし一緒に
最果てまで行き着いたなら
共に華を探してくれるだろうか?
赤く綺麗な華を
僕と君は歩き続ける
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