俺はこういうガンアクションが読みたかった。

銃の設定をダラダラ羅列するわけではない。
文章はきちんとボリュームが有り、スピード感があって飽きが来ない。

なにより、銃が活きている!

銃好きとしては、王道からニッチまで幅広く登場し、なによりさり気なく銃の良さが目立つ。


そして、36話のワンシーンは感動さえ覚えた。


SIGの自動式拳銃がスライドを引いて初弾が装填された。


これが読めるとは思わなかった。自動式拳銃は初段装填済みで手動安全装置。颯爽と抜いて撃つ。そんな風潮があった(あくまで個人の感想)。しかし、SIGの質実剛健な良さとは、このスライドを引くシーンでこそ光る。

ぜひ、銃好きに読んで欲しい。