・どんな敵が強くとも、状況が悪くとも、主人公の諦めない気持ちと行動が好印象でした。・最後の、詠唱と描写を交互に挟むシーンが個人的に好き。ああいうの大事、すっごく。・せっかくだから、元作品も読みたいなーと欲求が掻き立てられる作品でした。・他「こうしたらいいなー」系はナシ。無理に言おうとすれば、敵が油断しすぎじゃね? とも思ったが、多分元作品がそういう作品っぽいなー。
『憎悪』は私が最も重視する人の感情の一つだ。 本作では人類愛ならぬ人類憎に満ちた 物語が登場する。そんなものに関わらさせられた主人公はとんだ災難だろう。 もっとも、憎悪を標榜する割には詰めの甘い間抜けな魔導師ではあった。その間抜けさ加減のおかげで主人公がかっこよく演出される場面があったので怪我の功名としよう。 詳細本作。
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