僕は、この主人公に差し伸べる手を持っていない…。僕が触れたら、彼は汚れてしまうだろうから。だけど、純粋なものに触れたとき、涙は零れる。自分が嫌いな人へ、そんな人に読んでもらいたい。
『お湯ラーメン』エッセイ・実用・実話コンテスト一次予選通過作品。 『もしも刻を戻したならば…』恋愛小説コンテスト一次予選通過作品。 『BEYOND THE T…
生きていることを幸福だと思えれば、満ち足りた人生を送ることができるのだと思いました。
主人公の周囲の出来事がほわっと表現されているため、悲しい出来事も不思議と暗くならないで読み進められました。どこかふわりとした世界観も魅力。純粋な主人公にホロリ。絵本の世界に迷いこんだような、不…続きを読む
海外の名作童話を読んだかのようなお話でした。頭の中では、白黒のスケッチ風に描かれた欧風な建物と主人公ロメオ、そして黄色く輝く月の挿絵が思い描きました。物語は穏やかに展開していき、優しく終わりま…続きを読む
ㅤ悲しい出来事の先にでも、生きていることが報われることがあったらいいなと思います。この作品はそんな風景をコンパクトに描いた童話かと思います。ㅤ少し、悲しすぎるような描写もありましたけども。
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