ああ、なんかわかる、この感じ

すっごくね、わかるんだけど、言語化できないよね。
この感じ。
うん、これは、もう一度会いたいと思う。
それも買い物帰りで米抱えてたりとか、そういうシチュエーションで。

彼女も言語化できないほどの気持ちになるようなことをたくさん経験して、それで今の彼女がある。
主人公はそれをこれから経験するであろうという漠然とした感覚がある。
でもそれは言語化できるものじゃなくて、敢えて言うなら「正気の沙汰とも思えない」こと。

だから彼は彼女に話を聞いて欲しいし、彼女の話も聞きたい。
けど、話なんてできないんだろう。
一緒に米持って帰る、その時間の共有こそが彼には大切なんだと思う。