終わりに立ち会うこと、ただそれを願うこと

 恐るべき力、誰もが制御しきれないもの、どんな英雄も、どれだけの器を持った王も、そして神であっても持て余したもの。
 ただそれを受け入れて進むことが出来た時、僕らは共に終わりを見届けることが出来る、果てが無いとも思える報復や虐殺の嵐も、憧れた英雄像も越えて、ただ旅をしてみないか?
 ほんの少しの憧れがゴールであってもいいじゃない、その気持ちを抱いて、この物語の終わりに立ち会えるなら。

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