漢を襲う――三國志の「終焉」

漢を襲う 登場人物&勢力図

漢

　劉淵（りゅうえん）　　匈奴（きょうど）。字は元海（げんかい）。本作の主人公。

　陳元達（ちんげんたつ）　匈奴。劉淵の側近。本作の語り手。

　石勒（せきろく）　　羯。字は世龍（せいりゅう）。

　張賓（ちょうひん）　　漢人。石勒の参謀。

　劉聡（りゅうそう）　　匈奴。字は玄明（げんめい）。劉淵の息子。

　劉曜（りゅうよう）　　匈奴。字は永明（えいめい）。劉淵の族子。

　王弥（おうや）　　漢族。字は敬則（けいそく）。劉淵の学友。

　曹嶷（そうぎょう）　　王弥の司馬（軍務副官）。

　張嵩（ちょうこう）　　王弥の長史（諸務取締役）。

　呼延翼（こえんよく）　匈奴。劉淵に娘を嫁がせた。

晋

　司馬昭（しばしょう）　魏国の権臣。三國志の英雄司馬懿の子。

　司馬炎（しばえん）　晋国初代皇帝。司馬昭の子。

　司馬衷（しばちゅう）　晋国二代目皇帝。司馬炎の子。

　司馬熾（しばし）　晋国三代目皇帝。司馬衷の弟。

　倫司（りんし）　　司馬倫（しばりん）。八王の乱を起こした人物。

　孫秀（そんしゅう）　　倫司の侍従。

　越司（えつし）　　司馬越（しばえつ）。八王の乱を勝ち抜いた人物。

　睿司（えいし）　　司馬睿（しばえい）。越司の属。のちの東晋元帝。

　王導（おうどう）　　越司の属。のち睿司と共に江南入り。

　騰司（とうし）　　司馬騰（しばとう）。越司の弟。東北地方にて勢力を築く。

　王浚（おうしゅん）　　騰司の属。

　祁弘（きこう）　　王浚の属。際立った驍将。

　摸司（もし）　　司馬摸（しばも）。越司の弟。長安にて氐羌と誼を通じる。

　劉琨（りゅうこん）　　後漢皇族にして晋の将。拓跋（たくばつ）と結ぶ。

その他

　陳寿（ちんじゅ）　　漢人。陳元達の義父。三國志を編纂した。

　劉禅（りゅうぜん）　　漢人。三國志の英雄劉備の息子。

　慕容廆（ぼようかい）　鮮卑慕容部の大人。

勢力図

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　　　　（塞外）　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿／平　｜

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　幽　　　・・・｜

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４|　　　　　　　　　　　｜５　　　　・　　　　６　　　・ ７　　　　　　／

涼|　　　　　　　　　　　｜　　并　　・・・・・冀　　・　・　　青＿＿／

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　＼　　　　　　　　　　／　・　　　・　　兗　　　・　　・　 　｜

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・・・`　　　　　雍　　　　・　　司　　・　　 ・・豫　　・　徐　　＼

　　・　　　　　８　　　　・　　９　　　・・・　　　　　・　　　　　＼

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　秦　・　梁　・　　　・・・・・　　荊　　・　　　・　　　　楊　　 　　｜

・・・10　　　　・　　　　　　　　　　　　　・・・・　　　　　11　 　　｜

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１　鮮卑慕容氏　　２　鮮卑拓跋氏＆劉琨　　３　鮮卑段・宇文＆烏丸＆王浚

４　前涼（張軌）　　５　漢（劉淵）　　６　鄴（騰司＆祇弘）

７　青洲賊（王弥）　８　長安（氐羌＆摸司）　　９　洛陽（司馬熾＆越司）

10　成（李特）　　11　建業（睿司＆王導）