第27話 自生行為に励むカズマ




「ふう、やっと家に着いた…」


夕日が沈む頃、あの後モンスターに襲われる事なく無事里に戻れた俺達は疲れた体を癒すため真っ先に家に向かった。

ちなみにめぐみんはあれからずっと気絶しており今は俺の背中で気持ち良さそうに寝息を立てて眠っている。

あっそういえばゆんゆんのやつ大丈夫だろうか、ゆんゆんの家は別方向の為途中で別れたのだが何度も吐きかけてたし、家に着く前に全部戻してないだろうか?明日見舞いにでも行ってやるか。

そんな事を考えてるといつの間にかめぐみん家に着きアクアが我先にと家の扉を開ける。


「ただまー!さぁお酒たんまり飲むわよー!」


「アクアのやつここ他人の家だって事忘れてるだろ…」


「ま…まぁカズマそう言うな…」


ダクネスはそう言って苦笑いする、これダクネスも少しは思ってんなきっと。


「あらあらアクアさんお帰りなさい、それにダクネスさんと…」


出迎えてくれたゆいゆいさんは俺を見て固まる、うんそりゃそうだよね。

だって俺の服血塗れだもん、そりゃ誰だって固まるさ。

しかも帰る途中、背負ってるめぐみんも血塗れで里の人達に変な目で見られてたし。


「そ、その…カズマさん一体何があったんですか?それにうちのめぐみんも…」


「い、いやその…ちょっと色々ありまして…あはは…」


「あらあらカズマさんったらなに誤魔化してんのよ〜!、実はですね〜どうやらうちのカズマさんが、ゆんゆんとめぐみんの胸を揉み比べしてた時にモンスターに襲われ…むぐぐく!?!?」


「おっおぉい!?お前は少し黙ろうか!!」


何でこいつは余計な時だけペラペラと喋ろうとするんだ!?


「そ、そうですか…ま、まぁ詳しくは聞かないでおきましょう」


ほらゆいゆいさん引いちゃってるよ!?完璧に変な目で見られてんだけど俺!?


「その…とりあえずカズマさんは先にお風呂に入ってくださいな服も汚れていますし、お風呂入ってる間に洗濯しておきます」


「は、はいどうもすみません…」


「いえいえ、良いんですよカズマさん。

娘の為に色々としてくれてるみたいですし気にしないでくださいね。」


ゆいゆいさんは笑顔でそう言ってきたが先程の引いたような目で見られてるせいか絶対気を使ってるだろ…。


「まぁカズマ、ゆいゆいさんがああ言ってるんだお前は先にお風呂に行って来い、めぐみんの事はこっちで任せてくれ」


「あ、あぁそうする…頼むよダクネスそれと…チラ」


「なんか一瞬カズマさんが私の事見た気がするんですけど」


「気のせいだよ、んじゃ後は頼むわ。ゆいゆいさんお風呂先に入りますね」


「はい、ごゆっくりどうぞ〜」


とりあえず今日は色々と疲れたしさっさと風呂行って疲れを癒してこよう。

俺はゆいゆいさん達にめぐみんを預け風呂場へと向かったのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ふぅぅ生き返るぅぅ…」


先に風呂に入れさせてもらった俺は体に付いた血を洗い流しそのまま湯船に浸かる。

しかし今日は本当疲れたなぁ、モンスターに殺されるし、死んだら死んだでエリス様の質問責めに合うし…まぁエリス様恋バナ好きなのは意外だったけど。

あっそういえばこっち来る前にバニルが俺がまた死ぬって言ってたっけか、そんで確かその後は良いことがあるとか言ってたが…

まぁどうせあいつの事だし期待しないでおこう。


「さてと…今後の事だがどうすっかなー…」


正直一度モンスターに殺されたおかげでこっちに来た時のやる気がゼロになってしまった。

というかこのままアクセルに帰りたい、帰って自室のベッドに包まって寝ていたい。

だがそんな事すればアクアはどうでも良いとしてダクネスやめぐみん、ゆいゆいさん達にどんな目で見られるか分かったもんじゃないしそれに、ひょいざぶろーは…怒り狂って俺に変な魔道具使ってきそうだ。


「はぁ、ダメだ考えれば考えるほどマイナスな方になっていくし…よし!ここは気分を変えてる何かを…あっ」


そういえば今日死ぬ前にめぐみんとゆんゆんの胸を揉み比べてみたがアレは中々良かったな

ゆんゆんはやっぱ発育が良いおかげで胸が大きく育っていて、そして何より柔らかい。

あの柔らかさはとても気持ちよかった…そして揉んでるうちにゆんゆんのエロい声も聞こえてくるし、あれはたまらなかったな…

さてめぐみんの方だが…やはりあいつも小さい割にそれなりの柔らかさはあってとても良かったし揉んでて気持ちよかった、ただやっぱ揉み比べちゃうと色々と残念になってしまうのはしょうがない。

まぁそれはそれとして、こんな事を考えてしまったおかげか俺のアレが硬くそして大きくなっていた。

しょうがないよね、こうなるのは当然だもの!

しかしアレだ、ここまで来ると無性にしたい、ただするとなると一旦湯船から出ないとだめだし…そしてしてる内に誰か来たりしたらやばい事になりそうだけど…いや考えるのはよそう。

正直色々溜まってるし一度ここで発散させておくのが良いはずだ。

そう決めた俺は湯船から出て、そのまま今まで溜まった分を発散する事した。















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記憶を無くした紅魔の少女 ハデス @Hades

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