どれだけ愛しているのかを詰めて、詰めて、詰めて、詰め込んだお手紙。彼から天国の妻に送るメッセージですが、彼らの全てを横で見てきたような気持ちにさせられました。この字数制限でここまでズシッと心に…続きを読む
一言紹介にもあるように、この小説はその全てが亡き妻への恋文と捉えることができます。おじいちゃんになった今でも、尚、妻に変わらぬ愛情を抱き続けている主人公がとても素敵です。 穿った見方をすれば…続きを読む
命は巡るもの。 そこに思いを乗せて、次代へと運ばれていくもの。 それを運命と呼ぶか。 たとえ、愛すべき存在が、霞のように消えてしまったとしても。 優しい作品、いや、違うな。 柔らか…続きを読む
肉体はなくなっても魂は存在する。でも、大切な人がすぐ近くにいてくれるかどうかは、ケースバイケース。「死んだって人間」だから――自分のことを忘れちゃうような人のそばには居たくない。時々でいいから…続きを読む
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