少女の形をした愛おしい化物の手を取って、敵なる醜悪な化物共を相手に、銃弾を派手にぶちまける。誰が正気ともつかないような、そんな地獄をお望みなら、この作品がオススメです。主人公の香食禮次郎は、表…続きを読む
九州の田舎で起伏の少ない日々を送っている僕にとって、北の大地はそれだけですでに異界だ。 北海道。羆が跋扈し、火の気のない部屋には朝から畳に霜が降り、凍てつく港には北から巨人たちの船が豊饒な海の…続きを読む
本作はクトゥルフ系列の専門用語が頻出するため、そちらの知識がある方が楽しめるのは間違いない。が、私はまったくの門外漢であるが、「よくわからんがそんな名前の邪神がいる」程度の認識で興味深く読めた。…続きを読む
ヤクザ×クトゥルフ物という斬新なようでいて中身は王道のアウトロー×少女のバディ物といった印象でした。飾り気がなくサクサクと読み進めることのできる文章とエピソードが、かえってグロさや怖さを直接的に引…続きを読む
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