人間には二通りの人間がいる…と分けることはありますが、男と子宮に分けたのはこの作者が初めてでしょう。女性を子宮と表現するなんて、どんな世界観だろうと読み進めていき、「生きた子宮」がそのまんまでビックリしました。“子宮”に人権をなんて、おかしな話だよなと登場人物が言います。でもそれは生きています。紹介文でも『人間には二つの性別がある』と書いているのに、男と対立した立ち位置であっても対等ではない。常識を疑う主人公の怒りや愛情が、最終的に“ボーイミーツガール”(少年と少女が出会う)に発展していくぜひ読んでみてください
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