ひと夏の淡い恋。透明感のあるメルヘンチックなお話です。 切なく儚い夢のような出会いと別れが、不思議な図書館の雰囲気によって、深く胸に余韻を残します。
楠 秋生(くすのき あきお)です。よろしくお願い致します。 優しい気持ちになれるようなお話を書いていきたいと思っています。 悲しいとき、辛いとき、読み終…
千秋の好きな話の展開がハッピーエンドに対して、本作の終わり方が少し悲恋気味なのがグッとくる内容でした。イメージ的には人魚姫。短いお話なので、展開が早いとも思いましたがいい雰囲気の作品です。もしこれ…続きを読む
快活な少女と物静かな青年の対比がストーリーのバランスを上手く保っていて、気持ちよく読むことができました。森の中の図書館という舞台がノスタルジックな雰囲気へと誘ってくれます。夏という季節が持つ、…続きを読む
図書館で出会ったのは不思議な雰囲気の少年。暑夏の蝉時雨が情緒を引き立てており、ひと夏の甘酸っぱい恋と、この物語の持つ不思議な空気を美しく飾ってますね。少年が何者であるか……個人的にはこの点にも大…続きを読む
なぜかふと夏の夕暮れを思い出す、少女の切ない初恋の物語。 突然の夕立で大気が洗われ、透明な空を夕日が真っ赤に染めてるような、どこか郷愁を誘う空気を感じる。 おすすめです。
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