はかせとかばんちゃんの2人きり。いつも助手さんとセットのはかせと、サーバルちゃんと運命共同体チックだったかばんちゃん、もしあるとしたら別れのひと時その手前。暗夜の中での読書、星空と海、といった視覚情報の記述漣と燃える木の破裂音、といった聴覚的情報の記述これらから世界観、場の雰囲気にすっと入り込めました。かばんちゃんの漠然としつつも固い決意に、名残惜しさもありながら止めはしない精神的優位なはかせ。姿形も、そして好きなものもしたいことも目指す先も十人十色。だから、惹かれ合う。はかせはそれを知っていて。
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