誰もが心の中にしまってる小さな恋の物語。誰もしたことのない特別な恋の物語。「私はもう二度と笑われなくていいように、おぼろくんをもっともっと女の子にしたいと思った。」9章セーラー服とおぼろくんより。
こんなに誰かを想う恋って、あったかな。ストーリーに引き込まれます。そして登場人物それぞれのキャラクターが魅力的で、生きているように感じました。小春ちゃんの気持ちに寄り添って読み、胸を打たれ…続きを読む
レビューを書くのはどうもうまくできない方なのですが(なので、気の利いた紹介などできずすみません!)、このお話には何かを書き残したくなる引っかかりをたくさん感じました。いろんな人にふたりの軌跡を見守…続きを読む
最後まで読み終えてからと思っていたのですが、「9」まで読み終えた時点で、思わず☆を押していました。 “におい”というのは、それを発する人の特性や個性や体調や生き方などが、静かに顕著に表れるも…続きを読む
切実な思いがめちゃくちゃ丁寧に描かれていて、こちらの心まで思い切り揺さぶられてしまう作品です。五感の描写がとても鮮明で、主人公の小春ちゃんは、全身で物事を感じていきます。たとえば大好きなおぼ…続きを読む
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