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概要
戦後70年目に上海から送られなかった手紙が発見されたことで事件が起きる
私のもとに大手出版社の三代目おんな社長から、怪しげな原稿依頼があった。社長じきじきに私に会って説明したいというので、ホテルの地階にある中華料理店に出向いた。彼女は、急用のためふたつのことをお願いして社に戻りたいという。ひとつは、友だちの結婚式に送るブーケを同じホテルの部屋に届けて欲しいというものと、もうひとつは同じ階に部屋を取ってあるので、後でそこで落ち合いたいと言って、店を出た。あまりの陳腐なシナリオに私は、コサージュのケースを調べたところ、数グラムの白い粉末が隠されていた。私は、それを廃棄してから、指定された部屋に向かった。そこには公安警察と検事が待ち受けていた。私は冤罪に落とされるところだった。だがなんのため?
同時に、私のクライアントのもとへNHKテレビから依頼が来ていた。それは
同時に、私のクライアントのもとへNHKテレビから依頼が来ていた。それは
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