「ケータイ小説」に向けるシニカルな眼差し

この作品の「ケータイ小説」を「ネット小説」に置き換えれば、現代風になりそうです。
そのくらい今も昔も変わらない印象があります。

主人公は評価をされたいと思いながらもどこか独りよがりな作家さんです。
そんな彼を文車妖妃さんがバサバサと切って行きます。
個人的にはこういうタイプのヒロイン好きです。
主人公には申し訳ないですが、痛快でした。

色々思うところはありつつも、他人のアドバイスを実行できる主人公はいつか結果を出せるかもしれませんね。