リアリティーがある

第1章は、いわゆる底辺高校の職員会議の様子や教員および管理職の考え方・しゃべり方等が非常にリアルに描かれていて、興味深かった。
第2章も、教員を10年くらい勤めた主人公の心象風景らしきものが、夢や幻なども使いながらうまく描かれていて、やはり非常に興味深い。現代という時代を、教育現場の描写を通じてうまく描いている作品だと思う。

その他のおすすめレビュー