新しいタイプの私小説

この小説は、一人称で書いてあり、作者の実体験が書いてあるような雰囲気があって私小説と言ってもいいと思う。
私小説と言えば、病気・失恋・貧乏がテーマだという時代もあったようだが、この小説はそうではなく、職業生活における困難をテーマにしていて、最後に退職してしまうという流れである。
「退職小説」という分野があるかどうか知らないが、そういったタイプのものとして分類できるかもしれない。
他の人のレビューにもあったが、職員会議とか自己申告書とか教員の研修といった、今までの小説ではあまり取り上げられなかったことが書いてあり面白かった。

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