物語は頁の外側
少女たちは永遠がないことを知っている。英の時間が、花の盛りが短いように、永くないことも。それでも、彼女たちは、永遠を追い求める。
寄り添うように座る少女たちは、このまま眠りにつくように目を閉じる。いつの日か、置いて行かれてばかりいる英は、その衣を脱ぎ、少女を置いてこの花園を出ていく。それまでの僅かな時間を、ふたりは静かなまどろみの中で過ごす。
少女たちは嘘をつく たまき @maamey_c0
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