バツイチは本当の「自由」を知っている。

バツイチ模様をリアルに描き出す秀作。
離婚による価値観や生活の変化、子供への愛情と責任、バツイチ同士の恋愛(多分)……様々なテーマが方言の台詞に見え隠れする。
この真正面からではなく、フワッと感じさせるような演出が小憎い。
大人の照れ隠しか。
そこからも主人公(とひょっとして作者)の性格が伝わってくる作品だ。

やたらと周囲にバツイチが多い私だが、この作品もそんな類友に引き寄せられた作品なのだろうか。
だとしたら、やっちまったかも知れないな……これは、うん。