タイトルに喰われました。生を営む人々の生にあがく物語を求める方へ。

大河のような物語を一滴目からいただいております。

少しずつですが、長い長い河を行くように、共に畔を歩みたいと思います。

作中、私の感じたことは、人はどのように生まれ、どのように生を切りひらいて行くのか、人生の端々が見えます。

目次を拝見いたしますと、視点の切り替えが分かります。

主人公が一人ではない。

これも大変な創作ではないでしょうか。

作者様は、人の運命的な位置付けがとても巧みです。

他の作品でも運命を扱ったものがございました。

綿密に練られた本作、計画的な表面上のことよりも、登場人物達の気持ちに寄り添いながら、壮大な物語だと言うことを忘れて頁を捲ると、きっといつかラストが待っている。

それも楽しみの一つです。

大幅改稿をなさったようで、これからも楽しみな本作となっております。

拝読している途中ですが、応援させてください。

是非、このタイトルが気になった方、真意を掴みにいらしてください。

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