絶望的過ぎて、読むのをやめられない迷宮脱出行。

賞金首を追って、迷宮へと潜った賞金稼ぎたち。
罠などの危険はあるが、道を熟知した案内人もおり、迷うことなどありえないはずなのに。

ゲームや小説でお馴染みのダンジョンですが。
迷うとは、本来こんなに怖いものだったのか、と思い知らされます。
ホラー小説読んでるみたいに怖い。
迷宮の魔法に対抗する手段も凄絶。
しかし、生きて脱出するためには、それしかない。
この地下墓場の物語に、甘さは一切ありません。

でも、ものすごく文章が格好いい。
読んでいて高揚します。
『そして人は神を殺した』!
『そして人は神を殺した』!
『そして人は神を殺した』!

――そして、彼らは〈神話〉になった。



一転して、鳥人の話はちょっと笑えます。

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