一見異色にも思えるSFだが、読み進めるうちに惹き込まれる魅力がある

女性社会、男性社会を描写したSF作品は数あれどここまでその設定を軸に物語を綴っているものはそうは見かけない。
設定が異色、登場人物の思考も少し異色、バックストーリーも異色。
しかし物語として全く違和感なく読み進められる。
作者様にはある種の才能を感じずにはいられない。

現在物語はまだ収束してはいないが、この独創力に敬意を表してレビューを書かせて頂いた。今後の展開が本当に楽しみな一作です。