アラサー女子の日常に訪れたちょっとした奇跡!

冴えないアラサー女子の瞳の働くスーパーに、ある日イケメン花月が入ってきて......スーパーのお惣菜コーナーで繰り広げられる人間ドラマ。
そこには様々なお客様や同僚がいて、四季折々の売り場の風景なんかも面白い。派手な展開はないものの、日常劇で魅せることのできる作品。
細かく章分けされていてそれぞれで完結しているので非常に読みやすいです。毎日少しづつ読み進めてもいいかも。
お互いの過去を知ったりなんかして、段々と仲良くなっていく、二人の会話がとてもいいです。彼がいると、なんとなく楽しい、嬉しい、そんな些細な日常の幸せを、ひしひしと感じます。
そしてコロッケじいさん......読めばわかります。このタイトルのわけも。かなりジーンときてしまいました。肉が入ってなくてもいいじゃないか!それを必要とする人もいるんだよ!

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