『最強』の定義が覆される

登場する”修羅“全員が、『最強』であるが故の孤独や苦悩、羨望を抱えている。

『最強』であることの重みと、口先だけでない”力に対する本当の責任“を全員が抱えている。

『最強』だから無敵ではない。単なる最強同士の戦いではなく、彼らもあくまで駒に過ぎないというのが面白い。

作者さんの人物描写や舞台設定の緻密さが、ただでさえ面白い小説の内容に深みを加えていて、唯一無二の素晴らしい作品に仕上がっています。

オススメの作品というよりも、一度は読んでみて心の底からカッコいいと思ってほしい。そんな作品です。


修羅の中では『星馳せアルス』が一番好きです。

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