気軽に楽しめる雑学エッセイです。 普段の利用駅だったり、行った事の有る駅だったりすると、余計に感心してしまう。◯◯線の枕詞に拘らず、ベーシックな渋谷、新宿、池袋なんかもお願いしたい。地方版もお願いしたいが、それは過ぎた要望だろう。
普段、なにげなく通り過ぎている駅。地名はしっているけれど、あまりかかわりのなかった土地。そんな土地が、江戸時代にどんな姿をしていて、どんな人々が行きかっていたのか。どんな空気を纏っていたのか。江戸時代を舞台に小説を書く人はもちろん、現代に生きる私たちにとっても東京という土地をより深く知るうえで欠かせない知識がてんこ盛りです。ぜひ、ここで得た知識をもとに、都内を歩いてみてください。きっと、今までとは見え方が違ってくるはず。
知っている駅、降りたことのない駅、以前最寄りとして使っていた駅などなど……。それぞれの駅にそれぞれの歴史があって、情景を想像しながら楽しく読めるし、知識が得られる素晴らしい作品だと思います。これから、どこの駅が出てくるのか楽しみです。
カクヨムでこの作品に出会えたのは僥倖でした。東京に馴染みはありませんが、都内の地図とにらめっこしながら時代小説を書く僕にとって、大きなアシストになる事でしょう。これからの更新に期待です。