カレーはウンコである

宇宙時代の大衆食堂におけるワンシーンといった感じの掌編作品です。ハードボイルドチックな語り口調とは裏腹に、話題はいたって下世話。科学技術が発展して究極のエコが実現できるようになったための喜劇的悲劇……。なのですが、そこに生物の宿命の悲しさがあるような、ないような?
アイデアSFや、学生時代のグダグダなノリの会話が好き、というかたに特にお勧めです。