余韻までもが優しい世界

ひょんな事から悪夢を見るようになってしまった小学生の女の子と、その悪夢を食べてくれる獏のお兄さんのお話です。
友達とのすれ違い、苦手なバドミントン……毎日の中で生まれるちょっとした悩みと躓きが、夢の世界で形を取って、悪夢として現れます。
子供の頃のどきどき、わくわくが鮮やかに蘇ってくる、〆も優しく美しい児童文学でした。

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