近代小説の一遍に触発されたと書かれていた通り、読み応えのあるどこか懐かしさを感じる作品でした。 対照的な少年二人の心理描写がとても丁寧で、少年たちが夏の暑い日差しを浴びながら山を登る姿を想像しながら読みました。 探されている本のタイトルは分からないのですが、そちらも読んでみたいと思いました。 少年たちが無事に帰ることが出来たのか気になります。
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