寿司は銀座の名店で

作者 真野絡繰

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★★★ Excellent!!!

美味しさというのは、とても主観的なものだな、と思いました。
同じモノを食べても、人によっては正反対の感想になりうる、と。
その人が今まで食べてきたもの、調理法に重きをおくか、素材の良さに拘るのか。
様々な要因が絡み合って「美味しい」が出来上がるのでしょう。
「美味しい」は奇跡なのかもしれません。
新鮮な魚介類を食べてきて、素材の良さに慣れた子どもたちには、調理法はどうでもよかったのでしょう。
文章中に仕込まれたギミックは、「す」ばら「し」いですね!

★★★ Excellent!!!

 銀座の名店で時価の寿司を味わう。
 庶民にとってはドラマでしかお目にかかれない、一度は体験してみたいものですが、真の意味で値段に見合う価値がある舌は――――。
 レビュアーは見切り品のパック寿司でもOKなので雰囲気に吞まれそうですが、先生は、子供たちはどんな評価を下すのでしょうか。

 物事の本質、審美眼を問われる短編です。

 (……ふと思ったけど、このクラス、出席番号どう振ってるんだろ……(-_-).。o○0〇

★★★ Excellent!!!

なんてほほえましい話なのだろう、こんないい話があるだろうか?
こんな先生に教えてもらえるなんて幸せだよなぁ、きっと生徒たちの心に素晴らしい思い出として残るのだろう。そう思って読み進めたのに、ちょっと待った!!が入る。

ヤラレタ。

これが率直な感想です。

なににヤラレタかは是非とも自分自身の目で確かめていただきたい。

本物の味は銀座の三ツ星で味わえるものなのか?自らの舌は正しき判断であるのかさえも、おそらく揺るぐことになるだろう作品。唸りますよ、いろんな意味で。