こんな子供ばかりだと軽い気持ちで商売なんてできませんね。ある意味、大人よりも残酷かもしれません。
親の職業が職業でも、その親が寿司を子供に奮っていたとは思えませんが、可能性は零じゃないなぁ、と思いました。
この物語はどうなるんだと思いながら読んでいましたが、最後の秀一なオチで店主の表情や、先生の表情を窺える綺麗なものだと思いました。 一つの世界が完結しているのが、読み終えて面白かったです。
それは言っちゃだめ! オチがいえないのがつらいのですが、北の方の採れたて魚はおいしいんだろうなあ。
子供は正直だと、よく言ったものです。とても面白かったです。ありがとうございます。
私も生まれが海のそばだったので、海辺の町の魚介類の豊富さと美味しさの別世界っぷりは身に染みてわかります。うちの母親が東京のスーパーに行って、あまりの魚介類の質の悪さと種類の少なさに驚いてたっけ……。そして、そんな魚の味をしる彼らの名前にも、あんな秘密が…!
銀座の名店で時価の寿司を味わう。 庶民にとってはドラマでしかお目にかかれない、一度は体験してみたいものですが、真の意味で値段に見合う価値がある舌は――――。 レビュアーは見切り品のパック寿司でもOKなので雰囲気に吞まれそうですが、先生は、子供たちはどんな評価を下すのでしょうか。 物事の本質、審美眼を問われる短編です。 (……ふと思ったけど、このクラス、出席番号どう振ってるんだろ……(-_-).。o○0〇
「素敵な先生だなあ」と思って読み進めていたのに、終盤まで読んでオチに(良い意味で)すっかり、してやられました。素敵な、小説をありがとうございました。隅々まで読んだのですがギミックは分かりませんでした、しっかりもう一度読んできますね。
ギミックに気付けたか不安な中、小学生達の反応に笑いを誘われた。やっぱり『本場』というか、違いますねw
なんてほほえましい話なのだろう、こんないい話があるだろうか?こんな先生に教えてもらえるなんて幸せだよなぁ、きっと生徒たちの心に素晴らしい思い出として残るのだろう。そう思って読み進めたのに、ちょっと待った!!が入る。ヤラレタ。これが率直な感想です。なににヤラレタかは是非とも自分自身の目で確かめていただきたい。本物の味は銀座の三ツ星で味わえるものなのか?自らの舌は正しき判断であるのかさえも、おそらく揺るぐことになるだろう作品。唸りますよ、いろんな意味で。
子供は正直だから、さすがの名店も負けますね。それにしても、登場人物の名前が……。すごいです。
やっぱり、採りたては美味いんだろうなあ…お腹減っちゃうね!
思わず寿司屋に行きたくなるようなネタの表現。旨く、短くまとめたストーリーは逸品でした。