文字から香りすらしてくる。読み手の扁桃体と海馬を刺激する凄い作品。

思春期の頃、誰もが感じたはずの特有の感情を個性的な登場人物達がぶち壊してくれる爽快感。

シリアスな部分とコミカルな部分が交差し、読み手を飽きさせない。

繊細で丁寧な描写は、あたかも自分が学生の頃に戻ったかのように教室の香りや下校途中の外気の香りを思い出させる。

素敵な作品を書かれる作家さんなので、これからも頑張って欲しいです。

応援しています。

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