あなたを、誰よりも身近で応援してくれている“もの”

受験生である持ち主殿を気遣う心優しい消しゴム君とシャーペンさんのお話です。
持ち主殿に彼らの声は届かないので、持ち主殿が葛藤するシーンでは彼らと同じようにハラハラドキドキしました。

受験生だったあの頃を含め、今でも文房具達にお世話になっている私に、文房具をもっと大切に扱おうという気持ちにさせてくれる作品です。また、学ぶことについて考えさせられる作品でもあります。
受験生はもちろん、「受験なんて遠い昔の記憶」という受験戦争を乗り切ってきた方にも是非読んでいただきたい作品です。