知恵と覚悟ですべきことを貫き通す、という感じの主人公。闘いの描写に美意識が感じられます。
領主の子を孕んだ娼婦を助け出すため、一人の騎士が辺境の街へ派遣される。 冒頭読んで、てっきり老練な騎士が赴くのかと思ったら、派遣される騎士は、昨日まで見習いだったひよっ子の新人騎士。ただし、腕は…続きを読む
たった1人で5人の女性を助け出す…数々の追っ手を振り切り、ついには!1章の冒頭部分で、最期まで戦い抜いた闇に葬られた騎士のサーガかと思いましたが、なんのなんの…。場面毎の景色が目に浮かぶよう…続きを読む
タイトル通り『雛』な主人公が魅せてくれる、戦闘の数々。女性陣に翻弄されてしまう頼りなさと、思わず息を止めてしまうほどの超戦闘技術とのギャップにやられてしまいました。まさに大人の為の痛快活劇。必見…続きを読む
まず、「領主の愛妾を護衛して送り届ける」という主人公・クライフの目的が明確なため、物語にしっかりとした筋が通っている。主人公がいったい何をしたいのかが不明な小説が多い中、緊迫感を保って最後まで読み…続きを読む
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