第19話、エピローグ

最後までお読み頂き、ありがとうございました。



 水平線・・・ あなたには、どんな風に映ったでしょうか?


 雨の日、鉛色に濁った海原と、同化したような重い空。

 湧き立つ入道雲と、抜けるような蒼い空に続く、紺碧の水平線。

 夕日に輝く、遥かなる水平線・・・


 恋の道筋も同じ。

 色んな色、表情があります。


 でも、海原と水平線は、いつも一緒です。


 海に染まるか、空と同化するか・・・

 これもまた、時によって表情を変えるのです。


 男女の恋も、然り・・・


 どちらが運命を変えて行くのか、

 どちらが未来を創っていくのか、


 ・・いえ、2人で、共に歩んで行くのです。

 いつも、一緒の、海と水平線のように・・・



  宜しければ、またお付き合い下さいね。



                   夏川 俊

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午後の水平線 夏川 俊 @natukawa

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