一流企業の第一線で働くハイスペック・イケメンだからこその、人前では見せることの出来ない至福の時。
それを共有できるのは「カノジョ」ではなく、同じ悩みを持つ「幼馴染み」同士。
だが、そこには特別な、互いに知られてはならない想いが隠れていた。
ただスウィーツを食べている・ただ喫煙しているだけなのに官能的。
同性同士であるが故のもどかしさが、読みやすく上質な文章で描かれる。
今までは素通りしてきたジャンルでしたが、面白いので、一足先に本編を読みかけています。
こちらの短編の先が気になった方は、是非本編へどうぞ!
この作者様にしか描けないジレジレBL風コメディ、オススメです!
幼馴染のイケメン二人が、バーで飲食するだけの何気ない日常を切り取った物語。二人に彼女はいない。面倒だからだ。
ヘビースモーカーの男は、スイーツ男子の幼馴染がタルトを食べる瞬間が、たまらなく好きだった。そしてスイーツ男子は、ヘビースモーカーの男が煙草を吸うのが好きだった。スイーツ男子は、自分がスイーツ好きだと周りに隠している。そしてヘビースモーカーの男も、近年の禁煙指向の影響で、公に煙草を吸うことがはばかられていた。お互いは、自分の嗜好を認め合える、貴重な相手だった。
その貴重さは、女性以上で……⁉
幼馴染との貴重な時間。
しかし二人が味わっているのは、それ以上の時間なのかもしれない。
是非、ご一読ください。