倒錯する性 ただようFemdomの香り

耽美で妖艶、なのにどこまでも上品な文体。
性の倒錯、行間からにじみでるような頽廃は作中に出てくる女でも男でもない摩訶不思議な生き物の生態をあらわしているかのよう。危険と知っていても侍っていたいと思ってしまいます。
もう好きな人にはたまらなくたまらないでしょう。
夜に布団にもぐってこっそり楽しみたい小説です。