不幸女子的恋愛論

伍島 未づ来

プロローグ

 最後に会ったのは半年ほど前。



 それから何の音沙汰もなく久しぶりに会うことになった。





 いい大人だからもう分かっている。

 この恋は終わっている。




 それでもちゃんと終止符を打ちたいのだと誘いに応じた。

 



 が、





はると幸せになりたいんだ。結婚してほしい」





 予想の斜め上行く突然のプロポーズ。






 


 もちろん一目散に、逃げ出した。




 

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