人という字を思い浮かべました。最後の場面が鮮やかに眼前に浮かびます。最初から最後まで、文章にひきこまれました。荒廃した世界の中、美しくも儚い不思議な余韻を感じる作品です。
物書きです。秋月一歩名義で講談社ラノベ文庫よりライトノベル発売中。(商業名義複数あり)。 マスコットキャラ(埼玉古墳付近に棲息するハニワ)→ └|∵|┐ ┌…
地球と何から何まで瓜二つの星を見つけてしまった事から起きてしまった最終戦争。文明も環境も、そしてほぼ全ての命を根絶やしにした愚かな行為の跡で、懸命に生き続けていた1人の男。ですが、彼の運命は遥か彼方…続きを読む
戦争後をテーマにした、とても切ないお話です。星間戦争というSFが題材ですが、地球と瓜二つの文明、人類、技術のあるセカンドアースのと戦いで、まるで戦争をする人類の愚かさを表現しているようでした。…続きを読む
死にゆく様の描写、ナナリへの情愛のモノローグ、寂しくも決して孤独ではない顛末。映像が浮かぶような、惹きこまれる文章でした。ショートショートにありそうな設定も良質でお見事。わずか1万文字のなか…続きを読む
人類が初めて経験した星間戦争のその後を描いた終末世界――二人は互いにたった一人の生き残りで、ひとりぼっちの存在。これは、遠く離れた星同士の二人が――ひとりぼっちだった二人が、二人ぼっちになる物語…続きを読む
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