そんなに小さな国なのに、こんな血で血を洗う相続問題をやっている場合なのか、と言いたくなるほどの描写がありますが(こんなにバンバン、あっちもこっちも全滅モードとは予想しませんでした)、うたい文句通りの…続きを読む
アルビノとして生まれたばかりに、バケモノとさげすまれて底辺で生きる少年と、ただ蒼い髪を持ち生まれたばかりに、女性としての幸せを閉ざされ王となった王女。 彼らはただ、一人の人として愛されたかった。…続きを読む
登場人物たちがみなそれぞれ大切なものを抱え、協力しあったり殺しあったりします。物語の都合で作られた人物ではなく、血の通った人々が絡み合い歴史が紡がれてゆきます。読後に一輪の白い花を蒼い空にそっ…続きを読む
蒼き太陽がさんざめく王国で、女王陛下は歴史を欺いた。 彼女がたったひとり娶った妃は、ましろくうつくしい少年だった―― そんな物語において丁寧に辿られるのは、少年と少女のぎこちなくてつたない恋…続きを読む
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