日常と非日常の絶妙な融合

遅ればせながら読了致しました。

最初から最後まで厚みがありながら飽きの来ない話で最高に楽しませて頂きました。

奇々怪々な事件を解決する鍵は、アヤカシの力か、人の知恵か。ストンと収まる答え合わせには毎回ワクワクしました。
そして何より、信頼なのか依存なのか執着なのかはたまた愛着なのか。不格好で不器用な絆で繋がった愛すべき登場人物たちが魅力的です。彼らの「秘密」にも注目でした。

言葉のセンスが本当に素敵だなあ、と改めて感じました。