猫が湯ざめをする前に

まず、タイトルにやられました。「猫が湯ざめをする前に」。いいタイトルですねー。七五調のリズムに、夏目漱石を連想しちゃう。エッセイ集のタイトルとしては会心の一撃です。

読んでいくと、共感するところもいろいろ。育児の、赤ちゃんに言い逃げしていくやつなんか、すごくわかるし、何やねんお前とか思う。あと、良いスーパーのカートは良い、これもわかる。カートがなめらかに動くと、それだけで余分に買っちゃう気もします。売上に悩むスーパーは、まずはカートを全とっかえするところから始めるべし!

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